令和6年6月2日(日)、肥後古流 松華会による春季大会(花菖蒲茶会)が下記の通り催されます。
庭内の花菖蒲も見ごろを迎えております。ぜひご来駕いただきますようご案内申し上げます。
日 時 令和6年6月2日(日曜日) 10:00~15:00(14:00受付終了)
お茶券 当日受付でお求めいただけます。
・2席分・入園料込み 2,500円
・1席分・入園料別途 1,000円
茶 席 本席、林鹿庵、白菊、花の間、野点席(計5席)
主催者 八代松華会(肥後古流)
※畳敷の茶席には素足では入れません。洋服の方は必ず白い靴下をお履きください。
肥後古流について
肥後古流は、肥後細川藩の茶道方(藩の茶道担当)が伝えた流派で、古風な茶法すなわち千利休の茶を継承しているといわれています。利休七哲(利休の高弟)の一人に数えられた細川三斎公の影響で、利休の茶に関心を寄せていた忠利公が、寛永2年(1625)利休の女婿円乗坊宗円の女婿古市宗庵を迎えたのが始まりです。細川家の筆頭家老松井家の初代康之公も利休と親しく、康之公以降の歴代も茶道を愛しました。
由緒ある庭園で行われる菖蒲の茶会は、格式が高く敷居も高く感じられますが、松浜軒の庭は室内から見る眺めが最高であり、茶会の日は通常非公開の建物内へ入ることのできるまたとない機会です。お茶会の日は、お庭も生き生きとして見えます。