ABOUT
松浜軒について

松浜軒(しょうひんけん)は、八代城主・松井直之(まついなおゆき)が元禄元年(1688年)に造った御茶屋です。当時は松林越しに八代海や雲仙を望む雄大な庭園でした。
園内の池には伸びやかな石の配置が行われ、築山(つきやま)の石組みや桂離宮天橋立(かつらりきゅうあまのはしだて)の景色に似た造形など、大名庭園として変化に富んだ風情をつくりだしています。
国の名勝にも指定されており、雄大な海と遥かな景色を取り込んだ意匠を持つ、江戸時代初期の大名庭園として貴重なものです。
6月上旬には約5000本の肥後花菖蒲が見頃を迎え、人々の目を楽しませます。
また、松井家に伝わる家宝を展示する松井文庫の資料館があり、宮本武蔵ゆかりの「戦気」の軸や手彫りの木刀も展示されています。

クラウドファンディングについて
松浜軒 長塀修復プロジェクト
あたたかいご支援をお願いいたします
松浜軒は、黒と白のコントラストが美しい、風情ある長塀に囲まれていますが、生い茂る樹木の影響で、東側の長塀が湾曲し歩道側に向けて傾いております。
現在、内側より倒壊を防ぐための応急処置を行っておりますが、通学路でもあり、安全面を確保するため一刻も早い修復が求められております。
国や県・市より補助を頂く予定でございますが、約1,500万円不足している状況です。八代を代表する文化財を美しい姿で保存するため、
皆様にご支援をお願いする次第です。
GALLERY
松浜軒の四季
所蔵品のご紹介
MYOKENSAI
松浜軒と妙見祭

毎年、十一月二十三日を中心に行われる八代妙見祭は、妙見宮(現・八代神社)の秋の大祭です。
歴代の八代城主の保護により発展したことから、八代城主をつとめた松井家の茶庭である松浜軒でも、妙見祭関連行事が行われます。
観覧案内
- 開園時間
- 午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
- 閉 園 日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)
- 観 覧 料
- 一 般 500円 (30人以上の団体1人につき450円) 小中学生 250円 (30人以上の団体1人につき225円)
- お問合せ
- (0965)33-0171